2017年11月30日

車検場でまさかのブレーキパイプが......

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hatは最近、平日の昼間は整備工場に居ることが多いんです
久しぶりにツナギを着て車検作業もやってます

これはミニキャブバン

うちの整備工場は陸運局の認証工場

車検整備をした車を車検場に持ち込んで検査してもらいます
でも、たまに整備した時は良かったのに車検場でダメになって車検に通らないこともおきます

一番ありがちなのが、車検場に着いてからウインカーやストップのバルブが切れちゃうとか
もうタイミングなので諦めて交換してから出直すしかありません

今回は体験した初めてのケース

車検場でリヤブレーキの制動力テストをしたら、ブレーキペダルがスカッと抜けました

これはヤバい

車検に通る訳がない
しかも簡単に直らなそう

しかし、フロントブレーキはOK
そしてリヤブレーキもブレーキが抜ける直前に十分な制動力が出ていたようで合格

その次はサイドブレーキのテスト

サイドブレーキは問題ないので車検全体が合格

ラッキーでした
国の検査場で合格したらもう文句は言われません

ブレーキを直してから納車すれば良いだけですから


整備工場に戻ってからリフトアップした写真

予想通り、ブレーキパイプが錆で破裂してました

白いパイプホルダーのすぐ下
左側のサビサビのところからブレーキフルードが漏れて、右側のパイプから滴が垂れてます

これは交換が大変

hatが作業する時間が無いので、三菱のディーラーさんにお願い

ところがブレーキパイプの交換工賃が税込20万円オーバー

逆に車検に通らなかったら、車の買い替えを提言出来たんですが、車検を通してしまったので直すしかありません

結局、ディーラーから引き揚げて技術のある自動車屋さんへ外注でお願い


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本日、無事に戻って来ました

純正のブレーキパイプはデフの上のPバルブから下回りを通って、運転席の右前のマスターシリンダーまで繋がってます
正規で交換するには付いてるもの全部外さないとできません
それにはエンジン、ミッションも含まれます
だから工賃だけで20万円もするんです

今回の直し方は錆びてるところの少し前から切り取って、銅パイプでラインを作って交換

書くと簡単ですが、実際は大変な作業です

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上側の銅色の方が新しいブレーキパイプ
下側はそのままです

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写真のブロックで純正の鉄パイプと銅パイプを繋いでます

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銅パイプのもう片方はデフ上のPバルブへ

右が純正の鉄パイプ
左が製作した銅パイプ

全然安く修理が出来てお客様にも喜んでもらえました


ちなみにこんなにサビてるんだから、穴が開く前に交換とか修理したらどうなんだ!?

という意見もあるかと思います
至極真っ当な意見です

ただし言い訳させてもらうと、高圧が掛かるブレーキパイプは外から修理できません
事前に交換すると20万円かかります

これを説明させてもらうと事前に直す方はいらっしゃいません
実際、塩カルでほとんどの車にサビがあるんです

この錆が穴が開きそうなのかどうか
開きそうでもいつまで持つのか

分かりません

現実問題として錆だけでの交換は難しいんです

しいて言えば、メーカーが1本ものではなく数ヶ所で分割できるようにしてくれれば簡単に交換できるんですけどね


中々珍しい事象でした


ホームページhttp://www.a-i-net.com hat 上越



posted by あいーん at 20:04| 新潟 ☁| Comment(0) | 修理、整備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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