ホイール締め付け用のトルクレンチが壊れました
得意の分解してみます
締め付ける方のロックさせる金属が割れてました
最近は規定トルクまで締め付けて、カツンとロックが外れてフリーになった後も、完全にフリーになっていないような感覚がありました
壊れる前兆だったのかも知れません
トルクレンチはラチェット型で、右回転と左回転の両方のトルクで締められます(緩められます)
部品の形は違うのですが、緩める方の部品を無理やり締め付ける方に組んでみました
左に付いていた部品を右側に付けたのです
逆さまにRと書いてありますから、逆さまに見るとRからLに移動した事になります
組んでみたらバッチリ
当然レバーを左に動かすと、常にフリーなので逆回転では使えません
普通車で逆にトルクを掛ける車は殆ど無いので大丈夫でしょう
元々トルクレンチで締め付けトルクの確認をするようになったのは割と最近の事の気がします
昔はインパクトレンチで締め付けた後(軽めに)、もっと短いハブナットレンチで増し締めしてました
アルミホイールの種類やスペーサーの有無、ナットの種類によって締め付けの感覚が違うのですが、直接レンチで締める方が体感的に微調整できて良かったのです
ベテランが手で締めた物は、絶妙なトルクで決して緩まない位で締めてありました
ただ個々によって締め付けトルクはほぼ一定だったと思いますが、見た目では全体重かけて命一杯締めてるように見えたり、軽く締めてるように見えたりしたのでお客様から見たら不安に見えたかも知れません
そしてガソリンスタンド等で締めすぎてしまったり、また自分でタイヤ交換をして増し締めをし忘れた為に、タイヤが脱輪してしまったりの事故があり、ディーラーやタイヤショップを中心にトルクレンチでの確認が普通になってきたのです
でもハッキリ言って、トルクレンチで規定トルクに締めても緩んでくる車は意外と多いのです
本来はドライバー自身が、週に1回でもガソリンを入れるときでも確認するべきだと思うのですが、半年後に緩んでもお客様には責任を追及されます
前の法律では運行前点検をドライバー自身がしなければならなかったのですが、今は日常点検をしてもしなくても良い感じ
結局は規定トルクよりも強めに締め付けている所がほとんどなのです
アイネットではタイヤ交換をした車は、1週間から1ヶ月の間で1度増し締めをお願いしています
もしご自分でするのが不安でしたら来ていただければ、無料で増し締めいたします
一度増し締めすれば、次のタイヤ交換まで緩む事は無いでしょう
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