ハチロクトレノ号の左フロントキャリパーのエア抜きブリーダが渋い
はじめから折れるのを覚悟で(新品部品も2台分確保済み)ラスペネを吹きかけました
実は2週間位前から2〜3日置きに掛け続けていたのでした
そろそろ浸透した頃と思い、ゆっくりと緩めます
折れました
覚悟をしていたとはいえ、やはり気分はよろしくありません
早速折れたブリーダの除去に掛かります
ドリルで穴を開けて、逆タップで取る作戦
元々普通のボルトと違って真ん中に穴が開いているため、比較的簡単に中心に穴を開けられました
逆タップをねじ込んで外れるはず
ところが固くて緩みません
ドリルの径を大きくして1サイズアップの逆タップで再チャレンジ
何とか取れました
ただネジ山を微妙に傷つけてしまったようで新品のブリーダが入りません
ここまでは織り込み済み
タップでネジ山を切り直すことにします
ところがブリーダに合うタップがありません
工場にあるのは通常の8mm、10mmサイズでピッチは1mm、1.25mm、1.5mmなど
ブリーダのネジをノギスで測ってみると、外径は約6.5mmピッチは1mm
工具屋さんに探しに行きましたが、そんなサイズは売ってません
ネットで調べると近いサイズはインチサイズっぽい
何でトヨタの純正にインチサイズを使ってるんだ
今回はブリーダプラグが折れた時のシュミレーションを兼ねて作業したのですが諦めた方が早そうです
ハチロクは古いので、全ての車のブリーダプラグが完璧という事はありません
万が一走行会の前日に折れた時などを想像して直してみたかったのです
結局今回は予備で沢山余っている純正キャリパーに交換します
ブリーダプラグをはじめ全体的にかなりキテます
今度は別の方法でブリーダプラグを緩めてみます
写真で見ても分るように、一体化していて手強そう
バーナーで炙ってあげたら簡単に緩みました
これで別のハチロクのシュミレーションにもなりました
さすがにこのままでは使えないのでオーバーホールします
キットはリヤの時にと一緒に買ってあるので楽勝
ちなみに炙る時はきを付けないとゴムのブーツを焼いてしまいます
hatは見事に焼いてしまいました
ただオーバーホールキットに全て入っているので心配無し
真似する人は気を付けてください
ホームページhttp://www.a-i-net.com hat