AE86レビンをレトロフィットに
知らない人には意味が分からないと思いますが、昭和の時代のハチロクのエアコンはR12というフロンガスを使ってます
現在では製造が禁止されてる貴重で高価なガスですね
2年前にhatのトレノ号は、コンプレッサーが焼き付いたのを機にレトロフィツトに
今回は同じくコンプレッサーが焼き付いたハチロクが入庫したので、トレノ号を見せながらお客様に説明してレトロフィットにしました
ドノーマルのAE86のエンジンルーム
このコンプレッサーが焼き付いてます
コンプレッサーを交換するついでに、オイルを新冷媒のR134a用に
ガスの入口のマニホールドゲージを接続するチャックをパイプごと交換
レシーバーも交換します
基本的にこれだけで新冷媒対応に
ガス代の差額を考えれば、かなりお得です
写真の真ん中のパイプを換えます
真ん中やや左のアルミの円柱形のものがレシーバー
作業終了
新しいコンプレッサー
R134aとシールが張られてます
ただ、コンプレッサー自体はR12用
中のオイルをR134a用に入れ替えてます
これが替えたパイプ
曲がりがやや緩くなりました
ガスを入れる口があるので、当然注意の黄色いステッカー
レトロフィット実施車と書いてあります
チャックの口がR134a用なので、間違ってR12を入れることはないと思いますが、張ってあった方が確実
レシーバーも新品にして、真空引き後にR134aを入れて完成
と言うのはhatのハチロクの話
実はこのハチロクは、コンプレッサーが焼き付いた時のカスがエキパンを詰まらせてました
室内のエバポレーターを外してエキパン交換
エバポレーターをエアブローして掃除
ついでに、レトロフィットパイプとレシーバーも外した状態でエアーブロー
ちなみに丁度30年前の車なので、すべてを緩めて掃除しようとしましたが、一体化していて無理なところもありました
余計なパイプ類は部品が無いので慎重に
結局、当初の予算より掛かってしまいましたが、R12のままでも大して変わりません
今後は安心してガスの補充が出来ます
R12からR134aに替えると、効率の問題からエアコンの効きが悪くなるという話もあるようですが、2年間乗ってるhatの感想としては変わりません
と言うか、安心してエアコンを入れられるようになったので、全然快適
R12のコンプレッサーが壊れた時は、レトロフィットを使ってR134aに替えるチャンスですよ
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