2013年07月15日

今年初登山は火打山、妙高山の日帰り縦走 2 危険な大倉乗越

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昨日の続きです
13日の雨風の中、笹ヶ峰から火打山に登り、そのまま妙高山に登って帰るという行程
果たして上手くいったのか?

写真は火打山の山頂
カメラを持った手を固定できないくらいの強風でした

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高谷池ヒュッテから黒沢池ヒュッテへ向かいます

このコースは初めて
雨風で周りに誰もいない
しかも一人

まあ行くしかありません

途中の峠、茶臼山
ここら辺はコースも緩いので順調


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下りの木道
板が張ってあり、足のステップに合わせて滑り止めの角材が打ち付けてあります

もう川の中を歩いてるのと変わりません
このコースは人があまり通らないので、メンテナンスをあまりしてないようです

通る分には全然問題ないですが

ただ、こんな中をずっと歩いてるので、靴の中はビッショリ

防水の靴ですが、なんといっても年季物なので
本当は未使用のニューウエポンにしようかと迷ってたのですが、雨だったので汚れても気にならないオールドブーツに決めました

でもこんなに中に水が入るなら、インナーのゴアテックスも持ってくるんだった

所々くるぶしまでの水溜りも抜けたりしたので、防水性は仕方ないですね
中が濡れたのは初めてですが、なんといっても高校時代に買ったブーツなので

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黒沢池ヒュッテに着きました

時間は9時57分
順調です

ここまでで調子が悪ければ、天狗堂方面に降ろうと考えてましたが、体力十分、時間も十分


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左手の妙高山に登ります


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難所と聞いたことのある大倉乗越
ここまでは、かなりの急坂が続きましたが、問題ありません

問題はここから


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正面には雲の中に妙高山

麓まで一度降りてから登ると言うのは知ってたので、まだ気持ちは大丈夫


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途中下って行くと、左手に小さく長助池が見えて来ました
ズームで大きく撮ってますが、まだまだ遠い

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ここの下りは斜面をトラバースしながら降りていきます
所々にロープがある急坂

そしてトラバースの連続

ここが参りましたふらふら


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近くで見るとこんな感じ

これがカチカチの氷に近い雪で10m以上あるかも

足場を作りながら、一歩一歩渡っていきますが、何度も滑って転倒
樹の枝に捕まってたので、滑落は避けられましたがシャレにならん

どうしようか考えて、1/3位の所で引き返し

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下はこんな感じ

途中で滑落したら、凍ってるので絶対に途中で止まらない
雪が無くなるところに、かなりのスピードで突っ込んで行くでしょう

一人で落ちたら発見されないかも
携帯も圏外だし、アマチュア無線も持って来なかったし

結局、山菜採りの要領で最初から下に降りて、回って登って来ました

本当はいけないことかも知れませんが、そのまま渡るの無理です

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この雪渓渡り、引き返した段階で黒沢に戻ろうかと考えました

でも、雪が無くてもこんな感じの柔らかい土のトラバースも続けてきたので、戻るに戻れない
先に進んでも、進んでも、こんなのばっか
みんな落ちたら、ただでは済まなそうだし

かなり萎えてますバッド(下向き矢印)

毎年、山に登っててもメジャーなところばかり
こんな登山道ってあるの?
信じられないくらいの危険なルート

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半分泣きが入りながら、長助池分岐に着きました
時間は10時51分

後は登るだけ

何とかなるでしょ

でもよく見ると、右が今来た黒沢ルート
手前が長助池方面
上が妙高山exclamation&question

登山道見当たらないんですけど

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見上げると、カチカチの雪渓が続いてます
雪が緩んだら、大岩が転がってきそう

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妙高山がやっと近くに見えて来ました

ただ、この右側に30度位の斜度の雪渓を登っていくみたいです


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やはり、何度も転びながら雪渓上部に到達
雪道に慣れてるhatが登りでこんなに転ぶなんて

所々本当にツルツル、カチカチに凍ってるところがあって、足を踏み入れるとツルッで感じ

これは上から見たところ

スキーを履いてればなんでもないんだけど、下りは絶対にツルッ、ザーがく〜(落胆した顔)
一度転んだら下の気にぶつかるか、岩にぶつかるまで止まらにないでしょうね

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この時点で、同じルートを戻るのは危険過ぎるので、別のルートに降りようかと考え始めてます
体力も減ってるだろうし、集中力も危険

ただ、黙々と登ってると景色が綺麗にかわいい

赤い屋根の建物は赤倉観光ホテル
と言うことは、手前の山は前山かな?


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右手には野尻湖が見えてます

妙高山とか火打山とか、その他普通の山は、途中の眺望があまりないのがイヤですね
富士山なら晴れてれば、常に最高の景色を見ながら登れるし、自分の位置も確認しやすいのに

あと30分くらいで頂上に着くかな?

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と思っていたら直ぐに祠がありました
こんなのあったの知りませんでした

ここまでの無事を感謝して手を合わせました

そして左に回ると

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頂上でしたぴかぴか(新しい)

時間は12時02分

黒沢ヒュッテから2時間5分
トラバースを回避して下ったりしてた割には、当初の12時妙高山頂の予定通り

ここで、やはり黒沢方面へ戻るのをやめて赤倉に下ることにします
杉野沢のバーベキューメンバーも赤倉までなら迎えを頼めそう

ただ、山頂は電波が悪くて電話が出来ません
3時のバーベキューが始まる前に迎えをお願いしなきゃ

と思いながら、山頂で30分ウロウロあせあせ(飛び散る汗)
赤倉方面の降り口が分からなかったんです

富士山なら、各登山口と下り口の看板出てるのに
小さくても良いから看板つけて欲しいです

だって誰も居ないんだもん

仕方ないので、黒沢に戻るしか無いかとも思いましたが、やっと見つけて下れました

長くなったので続きます

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posted by あいーん at 20:38| 新潟 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ、アウトドア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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