今日のブログネタを探していたら、以前パンク修理した写真が出てきました。
昨日は、パンクの内面修理の記事を書きましたが、ついでに今日も少しやり方が違う内面修理を書きます。
写真は修理が終わったところ。
昨日の直し方と違うところは二箇所。
一つ目は、傷穴に差し込む修理剤を使ってないこと。
2つ目は、タイヤ内面のパッチの回りを削ってること。
一つ目は、絶対こっち。
2つ目は、普通はこっちなのですが、昨日のやり方の方が良いのかも知れません。
だから昨日はうちで使ってる車で、実験君だったのです。
作業をさかのぼります
タイヤの内側に、釘が飛び出てます
でも本当は、釘を抜いた後に、ドライバーを差し込んでるところ
これで、パッチを貼る位置を確認
ここが先ほどの2つ目
回転砥石で、タイヤ内側表面のテカテカを削ってます
これはパッチが付きやすくするために。表面を削ってゴムの面を出してるんです
でも、メーカー曰く、ゴムの面を出すと強度が落ちると
心情的にはパッチが良く付くように(剥がれないように)、削りたくなります
専用のヘラで平に整えて、削りかすも綺麗に取り除きます
タイヤメーカーは、このヘラだけで良いと言うのですが、最初からこのヘラだと、正直何の手応えも無く不安になります
パッチを乗せて、大きさと位置の確認
加硫剤を塗って乾かします
夏場で10分程度
冬場はストーブの前で20分くらい
これを2回繰り返します
だから修理が終わるまで時間が掛かるのです
パッチを貼りました
この後、縦横斜めとローラーを掛けて、表面のビニールが剥がれた状態が一番上の写真になります
パッチを貼ってから、タイヤを組んでエアを入れるまでにも、少し待ちます
要はチューブのパンク修理を同じ要領ですが、チューブは外から貼って直します
内面修理は、内側から貼って直します
空気の圧力は、パッチを押し付ける方向に働くので、基本的にタイヤの寿命まで問題なく使えます
簡易的なパンク修理は、持って数年
基本は応急処置の扱いです
また、内面修理は直してしまえば、外からパンク修理した痕は、ほぼ分かりません
メリットもいっぱいですが、手間が掛かるので、一般の自動車屋さんではあまりやってないようです
それに、これからお盆休みに入ります
長期の休み中に、簡易的に直せないパンクが発生することが意外と多いのです
普段あまり車に乗らない方が、空気圧の点検をしないで乗った結果と言うパターン
でもタイヤメーカーは休みに入ってる
お客さんは、遠くまで帰らないといけない
こんな時に内面修理で対応できることがあります
お客様には、早めのタイヤ交換を勧めますが、休み期間中は持ってくれるでしょう
もちろん状態によりますが、なんとかなることも多いのです
と言う事で、2日連続で、内面修理を紹介しました
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