昨日のエンジンオイルを継ぎ足して走っていたトヨタの小型車ですが、お金を掛けずにどうやって直そうか
多分スラッジが多いので、通常のフラッシングでは足りないでしょう。
それにスラッジが溶け出してかえってエンジンのオイルラインが詰まる可能性がある。
掃除した結果エンジンを壊してしまうのだけは避けたい。
それでも最悪エンジンがパーになる可能性を説明して作業開始
まずはオイルを抜いた後にオイルパンを剥ぐってみます。
上の写真ですがドロドロ
エンジンの下部
ストレーナらしき物がある他はとてもエンジンの内部に見えません。
見た感じは海苔の佃煮
ただしこびり付いているので簡単には取れません。
ストレーナもひどいことになってます。
まずは取り外すナットが何処に埋まっているか探すことからスタート
吸込み口の中にある金網も殆ど見えません。
VVT-Iと書いてあるカバーを外してヘッドカバーを剥ぐってみました。
写真はヘツドカバーを逆さまにして置いたところです。
想像していた通りなのですが、やっぱりスゴイ
例えるならアンコ。
粒アンのおはぎを潰して置いたような感じ。
シリンダヘッドです。
すごいとしか言いようがありません。
動きの無い部分にはこれでもかとアンコが盛り付けられてます
ただ本当に奇跡的なのはカムの山が意外にキレイなこと
オイルだけは足していたため摺動部はセーフか
その分摺動部以外は、よくもまあこんなに積もったねって位にスラッジの山ですが。
ドライバーでほじってみると、ウニョって感じで取れるのではなく、その形のままポロッと取れる。
手で持っても硬い。
作りたてのおはぎのアンコではなく2日前から放って置いたアンコでした
それにしてもここまで不具合が出なかったとは、何と丈夫なトヨタエンジン
海外からも絶大な人気を誇るトヨタの中古車
恐るべき1NZ-FEエンジン
作業の続きはまた明日
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