昨日の続きです。
F君のタンクを外しに行きました。
トレノ号は簡単にタンクが外れましたが、F君の車はしばらく動かしていなかったため各部が固く外すのに苦労しました。
特にトレノ号でうまく緩んだ14mmのフレアナットが緩みません。
ここは新品があるので諦めてパイプを切断しちゃいました。
やっと下りたタンクです。

持って帰ってからばらします。
外したタンクは外見はボロボロでしたが中は意外ととても綺麗でした。
ポンプもまだ問題なさそうでしたが25万km無交換だったので、お疲れさんという感じです。
フューエルセンダゲージは、しばらく乗ってないと壊れやすいのでトレノ号の物を使います。
写真左がトレノ号で、右がF君のレビンの物です。

ここの取付けは何故かプラスのネジなので全く緩まずに、バイスプライヤーで挟みながら緩めました。
外してみて正解でした。
トレノの物は綺麗な金属色ですが、レビンの物は全体的に白い粉を吹いていました。

写真左はF君のタンクに付いていた日産シルビアSRエンジン用の燃料ポンプ、真ん中はトレノに付いていた86用ポンプ、右は今回用意したスカイラインRB25のNA用ポンプと新品アダプターです。
ストレーナーの形状が違うだけで、サイズは殆どみんな一緒で、取り付けも問題ありません。
早速組み込んだところ、取付け部が浮いて締め付けられません。
もう一度外して見たところ、RB用のストレーナーが柔らかく見えたのですが、芯が下まで伸びていて下がつっかえていたようです。

手で押さえている所まで芯がきていました。
RB用のストレーナーの方が形状は良さそうでしたが、仕方が無いので86用に付け替えました。
本来はここで組み付けて終了なのですが、なかなか一筋縄にはいきません。
なぜか組み込むとキッチリと収まりません。
ストレーナーの位置をずらしたり、ポンプを少し上に上げたり何度も試みましたが、車輌に取付けた向きで後ろ側が5mm程浮いてしまいます。
取り外して元の部品と比べてみると、ブラケットの取り付け部とポンプ取り付け部の足の角度が違っていました。
そのまま取付けるとホンプが車輌前側に傾いて、タンクの中にある片寄り防止の仕切り版に当たってしまいます。
見る限りは溶接もしっかりしていて後で曲がったようには見えません。
ただ、普通こうゆう部品は箱に入ってくると思いますが、経費削減の為かそのまま裸でビニール袋に入って来たので、輸送の途中で曲がったのかも知れません。
時間も無いので最後の手段でハンドパワーでパイプを潰さないように気をつけながら曲げました。
何とか収まったものの、やはりポンプは斜めのままです。
このさい細かいことは気にしないで取付けちゃいました。
なるべく最後までガソリンを吸いたいと考えていましたが、逆に最後のカスを吸わないで良くなったと前向きに考えることにします。
今度は何が(何処から)漏れるかなぁ
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